こんにちは。 新・個別指導アシスト習志野校です。
「歴史の年号がどうしても覚えられない……」
「並べ替え問題になると、いつも間違えてしまう……」
社会の受験勉強をしていて、こんなふうに悩んでいませんか?歴史の年代並べ替え問題は、すべての年号を丸暗記していなくても、「歴史の大きな流れ」と「だれが何をしたか」を整理しておくだけで正解を導き出すことができます。
実際に、2019年度(平成31年度)千葉県公立高校入試・前期選抜の大問4(4)で、江戸時代の「三大改革」に関する並べ替え問題が出題されました。当時の問題文には、徳川吉宗、松平定信、水野忠邦の改革が知られていると記載されています。
【問題】 三人がそれぞれ行った改革の内容を三つ選び、年代の古いものから順に並べ、その符号を書きなさい。
ア 物価の上昇をおさえるため、株仲間に解散を命じた。
イ 公事方御定書という法律を整え、裁判の基準をつくった。
ウ 公武合体策をとり、天皇の妹を将軍の夫人に迎えた。
エ 朱子学を重んじて幕府の正式な学問とし、人材育成をはかった。
この問題も、千葉県公立入試の社会でよくある「4つの中から3つを選んで並べ替える(=1つはダミー)」という形式です。
まず、選択肢「ウ」に注目してください。天皇の妹(和宮)を将軍の夫人に迎える「公武合体策」は、江戸時代の終わり(幕末)になって、幕府の力が弱まってから行われた苦肉の策です。三大改革の時代とは大きくズレるため、これがダミーだと見抜くことができます。
残った「ア」「イ」「エ」を、三大改革の順番に当てはめてみましょう。江戸時代の三大改革は、「享保の改革(徳川吉宗)」→「寛政の改革(松平定信)」→「天保の改革(水野忠邦)」という順番で起きました。
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第1段階:徳川吉宗の「享保の改革」(イ)
8代将軍・徳川吉宗は、政治の引き締めを図りました。その中で、裁判のえこひいきをなくして基準をはっきりさせるため、「公事方御定書(くじかたおさだめがき)」という法律を作りました。 -
第2段階:松平定信の「寛政の改革」(エ)
吉宗の孫である松平定信は、おじいちゃんを見習って厳しい改革を行いました。人々の考え方を一つにまとめるため、幕府の学校(昌平坂学問所)では「朱子学」だけを正解の学問として教えるようにしました(寛政異学の禁)。 -
第3段階:水野忠邦の「天保の改革」(ア)
江戸時代も終わりに近づき、世の中の物価がどんどん上がってしまいました。そこで水野忠邦は、物価を上げる原因になっていた商人たちのグループである「株仲間」に解散を命じました。
このように、「吉宗(裁判の基準)」→「定信(朱子学)」→「忠邦(株仲間の解散)」というそれぞれの特徴を順番通りに追えば、正解である【イ → エ → ア】をスムーズに導き出すことができます。
テスト本番での安心感と解答スピードを上げるために、誰がどの順番で改革をやったのかを覚える小ネタをご紹介します。
【三大改革の順番の覚え方】 「よし(吉宗)まつ(松平定信)が、水(水野忠邦)を飲む」
人の名前の頭文字をとっただけのシンプルなものですが、入試の緊張した場面では、こういう分かりやすいフレーズが一番役に立ちます。時代の大きな流れを頭に入れた上で、このようなテクニックを活用すれば、入試本番でも落ち着いて並べ替え問題に対処できます。
さて、千葉県の公立高校入試は5教科の総合点で決まります。しかし、一般的な個別指導塾で英語と数学に加えて「社会」や「理科」まで受講科目を増やすと、費用が大きく跳ね上がってしまうという現実があります。そのため、社会の対策がどうしても後回しになりがちです。
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