こんにちは。 新・個別指導アシスト習志野校です。
「歴史の年号がどうしても覚えられない……」 「並べ替え問題になると、いつも間違えてしまう……」
社会の受験勉強をしていて、こんなふうに悩んでいませんか?
歴史の年代並べ替え問題は、すべての年号を丸暗記していなくても、「原因と結果のつながり」や「時代の流れ」をつかむことで正解を導き出すことができます。
実際に、2025年度(令和7年度)千葉県公立高校入試の大問4(2)で、日本と中国の歴史的なかかわりに関する並べ替え問題が出題されました。以下のような問題です。
【問題】 次のア〜エは、日本と中国とのかかわりについて述べたものである。これらを年代の古いものから順に並べ、その符号を答えなさい。
ア 足利義満は、正式な貿易船に中国から与えられた勘合を持たせ、朝貢形式の貿易を行った。
イ 空海は、中国で仏教を学んだ後に真言宗を開き、高野山に金剛峯寺を建てた。
ウ 平清盛は、航路や港を整えて中国との貿易をすすめ、厳島神社の社を整備した。
エ 聖徳太子は、小野妹子を中国に遣わし、進んだ文化や政治制度を取り入れようとした。
この問題を解くカギは、「誰が(どの身分の人が)歴史の主役だったか」という順番を思い出すことです。
日本の歴史は大きく、「天皇・皇族」→「貴族・お坊さん」→「武士(平氏など)」→「将軍(幕府)」という順番で中心人物が移り変わっていきます。この流れに当てはめてみましょう。
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第1段階:天皇・皇族の時代(エ)
飛鳥時代。聖徳太子(皇族)が中心となって国づくりを進め、進んだ制度を学ぶために小野妹子を中国(隋)に送りました。 -
第2段階:新しい仏教の時代(イ)
平安時代のはじめ。空海や最澄といったお坊さんが中国(唐)へ渡り、新しい仏教を持ち帰って広めました。 -
第3段階:武士の台頭(ウ)
平安時代の終わり。貴族に代わって力をつけてきた武士である平清盛が、中国(宋)との貿易で大きな利益を上げました。 -
第4段階:幕府の安定(ア)
室町時代。室町幕府の将軍である足利義満が、海賊と正式な貿易船を区別するために「勘合」を使った貿易(日明貿易)を始めました。
このように、「皇族(太子)」→「お坊さん(空海)」→「武士(清盛)」→「将軍(義満)」という権力の移り変わりを追えば、正解である【エ → イ → ウ → ア】を導き出すことができます。
もちろん、テスト本番での安心感と解答スピードを上げるために、いくつか「はっきりと覚えている年号(アンカー)」を作っておくのも有効な受験テクニックです。覚えやすい語呂合わせを2つご紹介します。
① 小野妹子を派遣(607年) 「群れな(607)して行く遣隋使」
たくさんの留学生やお坊さんが、集団で船に乗って海を渡っていく様子をイメージしてください。
② 勘合貿易の始まり(1404年) 「人(1)の世(4)を(0)知(4)る勘合貿易」
日本から海を渡って本格的な貿易を行い、新しい世界(人の世)を知っていく壮大なイメージを持って覚えてみましょう。
時代の大きな流れを頭に入れた上で、このような語呂合わせを組み合わせていけば、入試本番でも落ち着いて並べ替え問題に対処できます。
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